移行期医療とは

about transitional healthcare

「移行期医療」という言葉は、まだあまり聞き慣れないかもしれません。
このページでは、移行期医療とは何かを分かりやすくご紹介します。

「移行期医療」って何?
移行期医療とは、子どものころから治療や通院を続けてきた方が、大人になってからも切れ目なく適切な医療を受けられるよう支援する医療の仕組みです。
小児診療科から成人診療科へ円滑に移行できるよう、医療機関や関係機関が連携して支援を行います。
なぜ移行期医療が必要なの?
医療の進歩により、これまで子どもの病気とされてきた疾患でも、成人期まで継続して治療や経過観察が必要となるケースが増えています。しかし、小児診療科と成人診療科では診療体制や支援制度が異なるため、適切な移行が行われない場合、治療の中断や不安の増大につながることがあります。
移行期医療は、こうした課題を防ぎ、患者さんが安心して医療を受け続けられるようにするための取り組みです。
絶対に移行しないとダメなの?
移行パターンはいくつかあります。個人の状況に合わせて移行パターンを決定し、進めていきます。
  • Case1
    徐々に小児診療科から成人診療科へと移行

    患者さんの様子を見ながら
    徐々に
    成人診療科へと
    移行していきます。

    小児診療科 成人診療科
  • Case2
    小児・成人診療科のどちらにも通院

    小児診療科に通院しながら
    並行して
    成人診療科にも
    通院します。

    小児診療科 成人診療科
  • Case3
    小児診療科への通院を継続

    成人診療科への移行はせず、
    患者さんの
    状況に合わせた
    自立(自律)を支援します。

    小児診療科
どうやって移行していくの?
一般的には下の図のように移行していきます。あくまで一例ですので、個人の状況などに合わせて変わります。
  • Step1

    移行期医療について
    説明を受ける

  • Step2

    移行計画を
    立てる

  • Step3

    移行に必要な知識や
    今後の希望について
    話し合う

  • Step4

    情報共有・
    引き継ぎ

  • Step5

    成人診療科での
    受診開始

奈良県移行期医療支援センターの役割って何?
奈良県移行期医療支援センターは、小児期から成人期へ移行する患者さんが、途切れることなく適切な医療や支援を受けられるようサポートする相談・連携の窓口です。
患者さんご本人やご家族、医療機関、関係機関と連携しながら、一人ひとりの状況に応じた移行支援を行っています。